皆さん、初めまして。この度は今泉歯科医院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の今泉眞一です。
当院は開業以来、地域の皆さんの歯の健康を守ることを使命とし、ご家族皆さんで通える歯科医院として安心・安全な歯科医療を提供してまいりました。また、お口の健康は、全身の健康と切っても切れない関係にあります。そのため、全身的なことを踏まえた歯科治療を心がけ、生涯にわたって健康的な生活が送れるようにサポートしております。
これからも地域に根差した歯科医院として、地域の皆さんの歯の健康をお守りします。少しでも歯に痛みや違和感を覚えたときはご来院ください。親身な対応と高い技術力で、お口の中のお悩みを解決します。
子どもの頃は身体が弱く、小児喘息を患っていた私は、幼稚園にも行けないほどひどい発作に苦しめられていました。つらい毎日だったのですが、そんな私を救ってくれたのが病院の先生でした。いつも発作を止めてくれるお医者さんは、私にとってヒーローだったのです。
そんなことからいつしか医療の世界に憧れるようになり、自分も医者になって誰かの役に立ちたいと思うようになりました。結果的には歯科医師となりましたが、人の役に立ちたいという子どもの頃に抱いた気持ちは今も変わっていません。
私は、長崎大学の歯学部に進学して歯科医師となるための基礎を学びました。卒業後は地元である福岡に帰り、九州大学の口腔外科に入職しました。民間の歯科医院で働くという選択肢もあったのですが、まだまだ勉強がしたいという思いが強く、大学付属病院という道を選びました。
口腔外科に入ったのは友人の紹介というのが本当のところですが、もともと医者志望だったため、外科的な治療に携われる口腔外科にはとても興味がありました。結果的に12年間お世話になったのですが「全身管理をしながら歯科治療に取り組む」という歯科医師としてのベースを築く、貴重な12年となりました。またこの間、歯科麻酔科に出向し、歯科麻酔の認定医を取得できたことも大きな財産です。
歯は人間の身体の一部にすぎません。歯だけを診て治療をすると、間違った診断につながる可能性があります。安全な治療を提供するのは、全身の一部としてお口の中を診ることが大切なのです。
口腔外科では、口腔がんで亡くなる患者さんもたくさん見てきました。命の尊さを改めて感じ、同時に「歯科医師として一人でもそのような不幸な結果となる患者さんを減らしたい」と思いました。そのため、当院では口腔がん検診にも積極的に取り組んでいます。