金属床
金属床の入れ歯は薄く作ることができるので、違和感が非常に少なく発音もしやすい入れ歯です。冷たいものや温かいものも敏感に感じることができるので、食事も美味しく楽しめます。非常に軽くて生体親和性に優れ、アレルギーの心配がありません。
ノンクラスプデンチャー
金属のツメ(クラスプ)を使用していないので、装着していても目立ちません。柔軟性があって強度も高く、壊れにくいのも特長です。ただし素材自体の寿命が3年程度とされており、金属を用いた入れ歯と比べると長持ちしません。
インプラントデンチャー
インプラントをあごの骨の中に埋入することで、歯がまったくない方でも入れ歯を装着することができます。安定感があり咀嚼力が高いので、入れ歯が安定せず動いてしまうという方にお勧めです。
マグネットデンチャー
マグネットデンチャーは残っている歯の根に磁性の金属を埋め込み、入れ歯側に超小型磁石を取りつける入れ歯です。ピッタリと吸着するので、違和感がほとんどありません。留め具もないので、見た目も自然です。
保険の入れ歯(レジン床)
健康保険の範囲内で作れる入れ歯です。レジンは柔らかいので、強度を保つために床の部分が厚くなっています。そのため、装着していると違和感を覚えることがあります。また、変形しやすいといった欠点もあり、極端な力をかけると割れてしまうこともあります。レジンはプラスチックの一種なので、食べ物の温度も感じにくくなります。